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Dior スカートのリサイズ

お客様からお預かりしたChristian Dior(クリスチャン・ディオール)のスカートについて、ご要望に合わせ、ウエストから全体の身幅を3センチアップし、さらに丈を3センチ出すというリサイズを行いました。

表生地がディオールならではの滑らかで柔らかいウール素材、裏地も光沢が美しいナイロン系素材です。
往年のロゴですね。ロゴがクラシックで美しいです。
前身頃の写真がピントが合っていませんでしたので、ここでは後ろ身頃だけアップします。完成写真で前からの写真はご確認いただけます。

方法としてましては、身幅を3センチ出すと、ウエストベルトがホックで留められなくなってしまうので、身幅全体を3センチ広げたあと、ベルトを全て外し、そのベルトに後ろのベンツ部分から表生地をカットし、そこに心地を貼り、ベルトとして再生します。そのカットされた部分を裏地で隠して補うという方法で行いました。そしてその過程においてスカート丈全体を伸ばし、表地裏地の調整も合わせて行います。続けて書くと理解が追いつかないですが、順を追って写真と共に解説します。

ウエストを広げると、長方形で出た部分が、広げた身頃に吸収されてしまいます。
約3センチ出ていますので、丁度新たなウエスト幅と同じになり、ホックがつけれなくなります。

そのカットしてきた部分を裏地で隠して補うという方法で行いました。そしてその過程においてスカート丈全体を伸ばし、表地裏地の調整も合わせて行います。続けて書くと理解が追いつかないですが、順を追って写真と共に解説します。

スカート身頃とウエストベルトを分けます。
裏地も表地と同様の変更を行います。
身幅を広げることでポケットは逆に狭くなります。

、このスカートは上質な生地と丁寧な縫製が特徴で、ブランド特有の構造を崩さず自然なシルエットを保つことが求められるため、まず裏側の縫製仕様や縫い代の余裕、芯の位置を細かく確認し、どこをどの程度広げられるかを判断したうえで、ウエストからヒップラインにかけて全体のバランスが崩れないように3センチ広げるためのほどき作業、縫い代の展開、芯の調整、新しいラインでの再縫製を丁寧に行い、さらに裾の折り返しを確認しながら可能な範囲で3センチの丈出しを行い、元の雰囲気を損なわないように仕上げた結果、ウエスト・身幅・丈のバランスが整い、ディオールらしい上品さをそのまま保ちながら自然なシルエットでサイズアップが実現でき、着用時のラインも美しく、お客様に安心して長く着ていただける仕上がりとなりました。

四角でマークした部分を切り取って芯地を貼り、ウエストベルトに継ぎ足します。
この部分から切り出すことは、リサイズされていても見た目が変わらず、着心地も元の雰囲気を保って着て頂けます。

身頃をカットしたベンツ部分を裏生地で補います。まずは大きく裏地を足して表地、裏地のバランスを見てカットしていきます。

適度な大きさでカットした写真

身頃をカットした部分を裏地でカバーする
上がり線に沿って裏地は、手縫いでまつっていきます。
この様な柔らかな高級素材には手縫いが、生地の風合いをそこなう事なく、最も適しています。

ウエストからヒップラインにかけて全体のバランスが崩れないように3センチ広げるためのほどき作業、縫い代の展開、芯の調整、新しいラインでの再縫製を丁寧に行い、さらに裾の折り返しを確認しながら可能な範囲で3センチの丈出しを行い、元の雰囲気を損なわないように仕上げた結果、ウエスト・身幅・丈のバランスが整い、ディオールらしい上品さをそのまま保ちながら自然なシルエットでサイズアップが実現でき、着用時のラインも美しく、お客様に安心して長く着ていただける仕上がりとなりました。

ウエストベルトを落としミシンでスカートに止めつけていきます

ウエストベルトを3センチを継ぎ足すとほぼ見た目が同じ仕様で仕上がります。
赤でマークされておる部分が継ぎ足した部分
ホックの位置もずらします。
ホックをワンステッチごとに巻きながら縫い上げていきます。ミッキーマウスの様な見た目で仕上がります。
ホックを再びつけ直した所の写真です。
完成写真の前からの見た目はこの様になります。タックが入ったシンプルなデザインです。身体が入ると美しいシルエットになるんでしょうね!

今回の縫製では、一つのアイテムをいったん分解し、パーツを組み替えながら元の美しさを損なわずに再構築するという、高度な技術を用いて仕上げています。
THREE KYOTOでは、このようなハイブランド製品のお直しやリサイズにも幅広く対応しております。

生地が繊細すぎて他店で断られた場合や、シルエットそのものを現代的にアップデートしたい場合、またはお直しの見積もりが高額すぎた場合など、どのようなご相談でもお受けいたします。
お客様のご要望に合わせて最適な方法をご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。