京都 オーダーレザージャケット オーダースーツ | THREE KYOTO

INFORMATION

BLOG

“長く着られる一着を”。フルハンドで仕立てたピンストライプジャケット

以前からご紹介させて頂いていましたピンストライプのセットアップが完成し、納品させて頂きました。

襟を縫い合わす前。ラペルの切り替えがストライプ柄にシャープ差を加えます。

最初の打ち合わせの段階からデザイン性がありつつも、イタリアならではの艶っぽさがある素材を使った「長く着られる一着を」という明確なテーマがありました。


デザインは弊社のオリジナルブランドであるRABDから選んで頂き、そのデザインを元にお客様のお好みに合わせたオーバーサイズのダブルのロング丈にアジャストし、パンツに関してはタックを多めにあしらったトラックパンツ風のドレスパンツにお仕立ていたしました。

生地は極細糸で織り上げたスーパーハンドレッドシクスティーの最高級品質のシルクウール生地で、長く着用し年齢を重ねるほどにエレガントな男らしさが増す自然に馴染む佇まい。

お客様のご要望に忠実に寄り添うため、生地選びから仕立ての工程まで、ひとつひとつ丁寧に積み重ねていきました。

生地の柄は、超シンプルなブラックオンブラックのピンストライプで漆黒の中にわずかな炭黒が織りなすミニマルな組み合わせ。さらにシルクが入った素材ですのでそこの素材の差でミニマルでありながら艶感のあるいかにもイタリアな素材です。

光の角度によって表情が変わり、派手さはないのに確かな品の良さが漂います。
触れた瞬間にわかるしなやかさと、長く着るほど身体に馴染んでいく柔らかさ。
今回のテーマにふさわしい素材でした。

仕立て途中の段階では、ラペルの返りを決めるためのチョーク跡、肩の丸みを作るための縫い代、芯を据えるための細かな手作業が続きます。


手縫いの跡が少しずつ消えていき、形が立ち上がっていく瞬間は、何度経験しても特別なものです。
“長く着られる一着”を作るためには、この見えない部分の積み重ねが欠かせません。

ピークドラペルに付くボタンホールの位置と仕様でクラシックにモードにもアレンジできます

完成したジャケットは、ピークドラペルのラインが美しく立ち上がり、ストライプがまっすぐに落ちることで、静かでありながら力強い印象を持っています。
セットアップのパンツは現代的な仕様を取り入れつつ、ジャケットとのバランスが崩れないように調整しました。

スポーティー、モード、クラシックの要素をミックスさせたお客様のご希望に寄り添うデザイン

袖を通した瞬間、「オーバーサイズであるのに背筋が伸びる着心地」と言っていただけたことが、今回の何より嬉しい瞬間でした。

仕立てた一着は、完成した瞬間がゴールではありません。ブラッシング、湿気を避けた保管、シーズンごとのメンテナンス。こうした小さな積み重ねが、服を“育てていく時間”になります。必要な際にはいつでも調整やメンテナンスを承りますので、いつでもお立ち寄りくださいませ!

イタリア生地ならではの艶があり、エレガントな危機感
オーダーメイドならではの雰囲気

今回の一着も、“お客様の人生長く寄り添える服”を目指して仕立てました。


オーダーやご相談は、どうぞお気軽にお問い合わせください。